クローン病の食事は低脂質が基本だがケーキを食べてみた

クローン病と診断されてからというもの、食べる物にはかなり気をつかっています。
特にクローン病の方は脂質を控えるようにと指導されると思います。
私はなぜ脂質がダメなのか気になったので、調べてみると以下のような事が書かれてありました。

脂質は、他の栄養成分に比べて腸管の蠕動運動を刺激します。
脂質の消化吸収には、胆汁酸が不可欠ですが、その胆汁酸は健康な人の場合回腸末端部で再吸収されます。
しかし、クローン病患者さんでは、胆汁酸の再吸収が行われずに、腸管を刺激してしまい、下痢や腹痛を起こしてしまうのです。
そのため、腸管を安静に保つために、脂質の制限が必要なのです。
クローン病患者さんでは、一日の脂質摂取量が３０ｇを超えると再燃率が上がると言われているため、３０ｇ以下におさえるようにします。
これは成人に必要な量の1/2～2/3程度です（生活の強度や年齢、性別により差がありますが）

なるほど～！
これらの理由から脂質を制限した方がいいんですね！
しかし、実際に脂質を計算しながら食事をするって難しいですね（汗）
昨日もついつい誘惑に負けてしまいました…。

こんなにも脂質が！

クローン病と診断され、レミケードを打ち、エレンタールを飲むようになってからというものすこぶる身体の調子がよく、また食欲も回復してきました。
最近ずっと朝はエレンタールのみの生活をしていたので、正直お腹が空いてたまりませんでした（笑）
その反動からか、昨日は朝からエレンタールを2パック飲んだうえにサンドイッチを買って食べてやりました。
これくらいなら脂質もどうって事無いだろうと思っていたのですが、成分表を見てビックリ！！
なんと脂質が15.8gもある！！
サンドイッチ食べただけですでに一日の脂質摂取量の半分もとってしまってるなんて！
今度から成分表見てから買い物しようと心に誓いました（汗）
→脂質コントロール食

こんな時に限って誘惑が

朝からいきなり高脂質なものを食べてしまったので、昼は会社の弁当を食べましたがご飯とお味噌汁だけにしておきました。
よし、これで晩ご飯を脂質15g以下にしとけば安心だ！と思い帰宅すると妹が家に遊びに来ており、手土産だと言ってケーキを買ってきておりました（汗）
しかも私は昔からケーキと言えばモンブランが大好きだったので、妹もそのことを知ってかモンブランを買ってきてくれていました。
言えない。
そんな脂質の高いもの食べれないなんて言えない。
いや、むしろ食べたい。
ということでケーキの誘惑には勝てませんでした（泣）
とても美味しゅうございました！
↓買ってきてくれたモンブランのケーキ

おそらくこれ１個で多く見積もって脂質が15gくらい。
それプラス晩ご飯の脂質がたぶん10gくらい。
よって昨日はおよそ41gの脂質を摂取したと思われます。
まぁ一日やそこら10gくらいオーバーしたとしても大丈夫だとは思いますが、こんな事が続かないようにはしたいと思います（汗）
幸い下痢や腹痛もありませんでした(´∇｀) ﾎｯ
それにしても何かを食べるごとに脂質を気にしなければならないのは大変ですね。
これもベテランの領域になれば大体の脂質が分かるようになってくるんでしょうね。
私もクローン病初心者からクローン病マスターになれるよう頑張りたいと思います（笑）

メタボ解消！脂質ダイエット 価格：1,344円（税込、送料別）

→クローン病ってこんな病気
→潰瘍性大腸炎・クローン病の人の食事
→クロ-ン病患者が本当にききたいこと
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（11月17日の食事と体重）
【　　朝の食事　　 】エレンタール2P、もち = 850kcal
【　　昼の食事　　 】会社の弁当 = 350kcal(脂質5g)
【　　　間食　　　 】エレンタール = 300kcal
【　　夜の食事　　 】ご飯、ブリ大根、カボチャ煮込、味噌汁、リンゴ = 800kcal(脂質27g)
【　総摂取カロリー 】2300kcal(脂質32g)
【 体重（朝計測時）】46.2kg
【 体重（夜計測時）】47.6kg
【　　　腹痛　　　 】なし
【　　便の回数　　 】朝1回普通便
【　　　体温　　　 】午前：36.5度 午後：測定なし
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