医療ニュース

ブロッコリースプラウトやキャベツには抗炎症作用がある事が判明

どうもクローン病12年目のkengorouです。

皆さんクローン病の情報はどこで手に入れていますか?
ブログ?SNS?それともYouTube?でしょうか?

ネットを利用した情報は玉石混交なので、真偽を確かめなくてはなりませんので注意が必要ですが、手っ取り早く調べられるので便利ですよね!

私も主にTwitterでクローン病関連の情報を探したりしますが、最近これはすごい情報じゃね!?と思うものが流れてきたので、調べてみました。

続きを読む

長年の研究の賜物が「標準治療」だと言うことを忘れちゃいけない

クローン病に罹患してから医療系の記事を読み漁っているENJOY IBD管理人のkengorouです。

「標準治療」と聞いて皆さんはどう感じますか?

「標準治療」とは特別な治療ではなく普通の治療、すなわち「並」の治療というイメージではないでしょうか?

こういうったイメージなら考えを改めた方がいいかも知れません。

なぜなら「標準治療」は「並」ではなく「特上」のことだからです。

続きを読む

がん「光免疫療法」国内10カ所で治験開始

どうも、排便後にオケツが痛くなるENJOY IBD管理人のkengorouです。
クローン病患ってると、ある日突然体調が悪化して通常の生活ができなくなるリスクにビビりながら過ごすことってないでしょうか?

私は常にビビっているため、いろんな予防策をとるようにしています。

で、クローン病と診断されてから私は「がん」になるリスクにも常にビビっております。

クローン病患者がなりやすいガンと言えば「大腸癌」「直腸癌」「肛門癌」「痔瘻癌」「小腸癌」などでしょうか。

主に炎症が起きやすい場所から癌は発生すると言われているので、クローン病は口から肛門まで至る所で炎症が起きるため、消化器系の癌には気をつけなければいけません。

で、これらのクローン病患者がなりやすい癌に対しての予防策について話したいと思います。

続きを読む

患者力について

11月が終わったなと思ったら、12月も中旬になっててクソ焦っているENJOY IBD管理人のkengorouです。
さて、本日は以下の記事を読んで「患者力」って大事だなと思ったので紹介したいと思います。

オプジーボによるがん治療とは?後悔しないためにやったこと

こういう記事っていつか消えちゃうので、ページをエバーノートとかメモ帳にコピペして保存しておく事をお勧めします。

続きを読む

なんで直腸や肛門に炎症が起きるのか?潰瘍が出来るのか?

この間記事で「クローン病」治療に光。阪大助教、発症経路を解明のニュースに心踊る!を書きました。

この記事では胆汁酸が炎症に関わっているとの事だったので、胆汁酸について調べる中で胆汁酸は回腸や結腸で吸収されるってことは、クローン病の好発部位と一致しているので説得力あるんじゃね??ってことを書きました。

しかし、その後疑問も出てきて、クローン病は「口から肛門までの消化管に慢性の炎症が起こる病気」ですよね。という事はクローン病の原因は胆汁酸の他にもまだあるんじゃね??と思った訳です。胆汁酸は口や食道には入ってこないもんね。

まぁ、ここから先の領域は素人がいくら考えても分からないので、後は研究者の方に頑張ってもらうとして「胆汁酸」と言うキーワードは非常に重要なんじゃないかなと個人的に思っています。

と言うのもクローン病の症状の一つに「痔瘻」があります。

この痔瘻が超やっかいで、なった事がある人はわかると思いますが、痔瘻になるとQOLが非常に下がります。

常に肛門様の様子が気になるし、悪化すると歩くのもしんどくて、日常生活に支障が出ます。

なんでクローン病には痔瘻が合併したり、直腸に炎症が起きたりするんだろう??ってずっと謎だったんですが、この胆汁酸が関係してるんじゃね??って勝手に推測しております(笑)

続きを読む

「クローン病」治療に光。阪大助教、発症経路を解明のニュースに心踊る!

最近、ビットコイン(仮想通貨)のことばかり書いていましたが、今日はクローン病に関する記事についてご紹介しますね(笑)

すでに情報の早いクローン病患者さんはご存知だと思いますが、12月20日米科学誌イミュニティー(電子版)に「小腸の末端部、回腸などに炎症が起こる難病「クローン病」の発症メカニズムの一端を、大阪大の香山尚子助教(免疫制御学)らの研究グループがマウスを使った実験で解明した」ということが掲載されました。

詳しくは毎日新聞やヤフーの記事でなく、阪大のWebサイトにアクセスしましょう。

そっちのほうがより詳しく解説してあります。

サイトはこちら。

大学の研究成果の報告ページなんでそう簡単に消えないと思うけど、まだ見てない方はお早めに。

[blogcard url=”http://www.med.osaka-u.ac.jp/activities/results/2017year/kayama2017-12″]

いやー、こういう希望の持てるニュース久しぶりですねー。

続きを読む

「寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験」という記事の紹介

寒い日が続いていますね。

最近布団から出られないkengorouです。

今日は「寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験」という記事を見つけたのでご紹介。

この記事には

東京慈恵会医科大は、寄生虫の卵をのませて免疫状態に変化を起こす治療法の臨床試験を始める。まずは安全性を確認する。寄生虫によって一時的に感染症を引き起こすことで免疫システムを調節し、皮膚の病気・乾癬(かんせん)や潰瘍(かいよう)性大腸炎などの患者への効果が期待されるという。

このように書かれていました。

これで効果が認められれば新たな治療方法となるかもしれませんが、寄生虫を入れるのってハードル高くないっすか?

これ受けるならまだ糞便移植の方がいいなぁ(汗)

続きを読む

インチキ免疫療法に気をつけろという記事を見て思うこと

こんにちは。

長くなりそうなので要点だけかいつまんで書きます。

ネットで「インチキ免疫療法に気をつけろ」という記事を見つけました。記事というか「まとめページ」ですかね。まぁなんでもいいんだけど。

[blogcard url=”https://togetter.com/li/1135531″]

これ読んでクローン病患者としての視点から感じたことを書いてみました。

とりあえず内容見てもらえればわかるんですけが、ガンについての標準治療とは何か?また世にはびこるいわゆる民間療法について、それがどういったものなのか書かれています。

続きを読む

アトピー性皮膚炎をワセリンで発症を予防できる可能性が!

クローン病に関係のない?ことかも知れませんが、結構驚いた記事がありましたので備忘録がてらに書いておこうと思います。
以下の内容は2016年4月26日の朝日新聞の記事「アトピー性皮膚炎、ワセリンで発症を予防できる可能性」からの引用です。

保湿剤のワセリンをあらかじめ皮膚に塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症を予防できる可能性があるとする論文を理化学研究所などのグループがまとめた。マウスによる実験だが、人でも似たしくみがある可能性があり、研究チームは「アトピー性皮膚炎になりやすいことが発症前にわかれば、予防につながるかもしれない」としている。

理化学研究所研究嘱託の吉田尚弘医師らのグループが、25日付の米科学誌(電子版)に発表した。

アトピー性皮膚炎を発症しやすくしたマウスを使い、発症の経過を調べた。生後8~12週で発症。その前から皮膚の角質がはがれやすくなるなど、皮膚を保湿し保護する機能が低下していることがわかった。

一方で、発症前の生後4週から1日おきに、このマウスで一番最初に症状が出やすい耳の部分にワセリンを塗り続けたところ、保護機能が改善。炎症を起こす細胞が皮膚に集まるのを防ぎ、長期にわたって発症しなかったという。(竹石涼子)

スゲー!ワセリンって薬局で手軽に買えるやつですよ。うちも冬場は特に手荒れ対策や乾燥対策でワセリンを使っています。

続きを読む