クローン病の初期にはどんな症状が出るのか

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ツイッター眺めていて新しいクローン病患者のアカウントを見るたびに「あぁ、今もどこかで新しくクローン病と診断されている人がいるんだな」と患者が増えていってることを感じております。

若い方の発症率が高いクローン病は難病の一つとされています。
原因不明であり根治療法もまだありませんが、レミケードやヒュミラといった昔には無かった薬が開発され、患者のQOLはだいぶ高くなっています。
そんな昔に比べれば今はクローン病は比較的コントロールしやすい病気なのかもしれません。

しかし、健康な様態だったところからいきなり体調が悪くなり、病院へ行って検査を受けた結果

「クローン病という難病です。今のところ治療法がありません」

と言われたらやっぱりショックだと思います。
もし現在、体調が悪く色々検索してみた結果「もしかしてクローン病?」と思っている方に、クローン病の初期症状について私の体験を書いておこうと思います。

クローン病の初期症状は千差万別

はじめに言っておきたいことはクローン病の初期症状は人によって違うという事です。
クローン病についてgoogleなどで検索をすると、医療系のサイトがヒットしそこには大抵

  1. 腹痛
  2. 下痢
  3. 体重減少

という文字が書いてあると思います。
でも、この3つって別にクローン病じゃなくても当てはまるものばかりです。例えば普通の胃腸炎でも同じような症状でますよね?
ですので、もちろん腹痛、下痢、体重減少もクローン病の初期症状ではありますが、これだけではないという事と、症状はこの他にも色々あるよという事をはじめに言っておきたいと思います。

これから書く症状はあくまで私個人が体験したものなので、万人向けじゃない事をあらかじめご了承ください。

私のクローン病の初期症状その1:倦怠感

普通の生活をしていて「あー疲れたなー」と体がダルい時ありますよね。体がダルいというのはほとんどに人が経験している事なので「仕事頑張りすぎたかなー?」などと思ってあまりきにする事がありません。

しかし、クローン病の倦怠感はそれを1.5倍くらいにしたダルさが襲ってきます。しかもほぼ毎日です。あと、午前中は比較的元気なのに午後から夜にかけて酷くなるというのが特徴です。これ結構重要ポイントなので覚えておいて損はないと思います(笑)

私のクローン病の初期症状その2:微熱

ダルさを感じはじめたら体温を測ってみてください。
だいたい微熱がでています。

この状態で「熱」ではなく「微熱」なのであまり気にしない人が多いです。現に私も気にしていませんでした。「あれ?ちょっと風邪でも引いてるのかなぁ?」程度です。
でもこの微熱も不思議な特徴があります。倦怠感と同じで朝(午前中)は普通の体温なのですが、夕方から夜にかけて微熱がでてくるのです。

もともと人間の体温は朝は低く、午後から徐々に高くなるのが普通なのですが、いくら高くなるからといっても毎日微熱が出る事はありません。
また私はもともと体温が高い方だったので37度くらいなら気にしていませんでしたが、やはり毎日毎日続くというのはおかしい症状なのです。

私のクローン病の初期症状その3:大量の寝汗

倦怠感がでて微熱が続くと次は寝汗を大量にかくようになりました。
寝汗くらい誰でもかくでしょ!って思った方、甘いです。

クローン病の寝汗はレベルが違います!

これも私の体験なので一概には言えませんが、マジで体の形がシーツに写るくらいの量です。
もちろんパジャマはビショビショです。
そしてこれは冬であろうが夏であろうが同じです。季節の気温は関係ありません。
腸が炎症を起こして発熱しているのです。

私はこの状況で「なんかおかしいな?」と思ってネットで検索したりして自分の症状の原因を特定しようとしました。
しかし「倦怠感」「微熱」「寝汗」でヒットする情報は大抵「癌(悪性腫瘍)」に関するものが多かったです。

まったくクローン病という情報にはたどり着きませんでした。

その後の症状について

「倦怠感」「微熱」「寝汗」という症状を経て次に現れたのが「腹痛」や「下痢」でした。
この腹痛や下痢も通常のものとは明らかに違う次元のものなので、ここまでくると大抵に人は医者にかかると思います。
私も夜中に寝れないほどの腹痛に襲われ、その後1日10回以上の下痢になってようやく町医者に駆け込みました。

しかし、この時点では「急性胃腸炎」と診断され、クローン病と診断されるのはまだまだ先になるのですが今思えばこれらがクローン病の初期症状だったんだなぁと感じるわけです。

もちろん先に述べたようにこれは私の体験であって、いきなり腹痛から入る人もいれば、全く違う症状から診断される場合もあると思います。
ただ「倦怠感」「微熱」「寝汗」で「癌」としか出てこない情報の一つに、今後クローン病が引っかかってくれれば私としては同じ症状で悩んでいる人達の役にちょびっと立つのではないかなと思う次第です。

ちなみに余談ですが、クローン病と診断されるまでに肛門周囲膿瘍と痔瘻にも罹患しました。
これらはクローン病の症状がある程度進んでしまった結果、合併症として現れたのですがクローン病と診断されていなかったため「通常の痔瘻」として治療をする羽目になり、結果再発を繰り返し3年以上苦しむこととなりました。

クローン病と診断されレミケードを投与した日から、「倦怠感」「微熱」「寝汗」「腹痛」「下痢」「体重減少」「痔瘻」が治った時は「普通の体ってこんなに楽だったのか!」と感動したことを今でも鮮明に覚えています。その時の記事はこちら

今回書いたような初期症状やその他症状でもしかしたらクローン病かも?と思った方はクローン病を専門に見ている病院に行って検査をすることをおすすめします。
町医者では誤診される確率が高いので、少しでも疑問に思ったら専門医にかかってください。

新たな患者が増えないことと、早く原因が究明されることを祈っております。

ではまた!!!

 

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