5月31日の日経産業新聞にクローン病の新製剤ステラーラが掲載されていた

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5月31日付の日経産業新聞の9面に「クローン病に新製剤 ヤンセン 抗体医薬ステラーラ」と題して記事が乗っていましたのでご報告。

これでクローン病に使える抗体医薬品として「レミケード」「ヒュミラ」に続いて3番目の薬となりました。

いやー治療の選択肢が増えるというのはありがたいことですね。

レミケードやヒュミラが効かない患者が約2割いるとされており、長期間使用していると効かなくなる患者が約4割となっているそうです。
私もレミケードを約6年使用しましたが、効果が無くなってきたためヒュミラへスイッチしました。

そのうちヒュミラも効かなくなるんじゃないかと心配していたので、新しい薬剤が増えることで「まだ次がある!」と思えるので心強いです。

ステラーラは乾癬の治療薬として販売されていた

新しく発売されたステラーラですが、もともと炎症性の皮膚疾患である乾癬の治療薬として2011年から販売されていたようです。

ではなぜ改めて新しい薬剤として発売されたかというと、従来では医師が皮下に打つ注射剤として発売されていたのですが、今回はクローン病専用に点滴製剤として開発されたからなのです。

ですので、ヒュミラのような注射タイプではなくレミケードのように点滴で薬剤を入れるタイプの薬だということです。

IL-23をブロック

ステラーラはレミケードやヒュミラと違い「TNF-α」ではなく「IL-23」という物質をブロックすることで炎症を起きなくするという仕組みらしいです。
詳しくはステラーラの特設サイトがあるのでみてみてください。

気になる副作用

レミケードやヒュミラで治療する際一番きになるのが副作用です。

その中でも頻度や関連性は不明ですが「悪性腫瘍」や「悪性リンパ腫」の発現があったとされているので、レミケードやヒュミラを拒む理由の一つとなっていました。

しかし、今回のステラーラではサイトで確認する限りは「悪性腫瘍」や「悪性リンパ腫」といった癌に関する情報は書いていませんでした。
この辺はどうなっているのかわからないので、ステラーラを受ける方は医師に確認をしておいたほうがいいと思います。

もし、そういったリスクが無くなっているのであれば、受けてみる患者さんも増えるんじゃないかなと思いました。

現在は症状を抑える薬しか出ていませんが、そろそろ根治が可能となる治療薬が出てきてほしいな。
研究者の皆様よろしくお願いいたします!!

 

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