どうも!
この間レミケード直後にイレウスになり、レミケードとのつきあい方を色々と考えさせられました。
レミケードのおかげで通常の生活を送れているのですが、いつまでもこの薬を使い続けるのはやはり嫌なんですよね。
ましてや通常量では私のクローン病は言うことを聞いてくれない状態。
このままでは、全く効かなくなることもあり得ます。
そうなった場合は今後どうしていけば良いのでしょうか???
ヒュミラという選択
現在は抗サイトカイン療法として「レミケード」や「ヒュミラ」が使われています。
昔は「レミケード」が効かなくなってきたら「ヒュミラ」へスイッチすればいい。
と言われてきましたが、レミケードが効かなくなってしまった場合、ヒュミラにスイッチしたとしても効果が無い場合が多いと報告されていると主治医は言っておりました。
って事はレミケードが効かなくなった場合は、昔のように絶食(厳格な食事制限)&エレンタールの栄養療法か、ステロイドや免疫抑制剤でしのいでいくしか無くなってしまうんでしょうか。
→クロ-ン病患者が本当にききたいこと
白血球除去療法という選択
実はクローン病の治療としては、まだ「白血球除去療法」というものもあります。
これは血液中の白血球などを吸着除去したり機能変化をもたらす治療法で、ビーズによる顆粒球吸着療法(GCAP:ジーキャップ)、フィルターによる方法(LCAP:エルキャップ)の2種類があり、潰瘍性大腸炎の治療に用いられています。
また、顆粒球吸着療法はクローン病に対しても効果が認められています。
→免疫力を高める生き方・食べ方・暮らし方―自律神経と白血球の働きが大切
顆粒球吸着療法とは
この治療は、血液の一部を体外へ連続的に取り出し、白血球の中の特に顆粒球・単球を選択的に除去する医療機器(商品名;アダカラム®)に通し、その後 血液を体内に戻します。
循環時間は約60分かかるそうで、1度の活動期につき潰瘍性大腸炎の治療としては10回または11回まで、クローン病の治療では治療スケジュールは週一回、10回まで実施が可能とのこと。
簡単にいうと「透析」みたいなものですね!
この治療の最大のポイントは副作用がほぼ無いことです。ステロイドや免疫抑制剤などとは違い、薬物を身体の中に入れるわけではないのでそういった意味では安心です。
※(発熱、頭痛、めまい、飛蚊症様眼症状、立ちくらみ、疼痛、気分不良、動悸、顔面発赤、嘔気、鼻閉、皮疹など)一般的な副作用は報告されています。
逆にデメリットは治療に時間(1クールで5回)と手間がかかるという所でしょうか。
あとは二カ所に針をさして血を循環させるので、点滴のように自由度は下がります。
→透析療法パーフェクトガイド
選ばないといけなくなった時
レミケードが使えなくなったら後がない!
と思っていましたが、このような治療法がまだ残っていました。
私は、辛い絶食&エレンタール生活や、ステロイドやイムランなどの免疫抑制剤でコントロールするか、白血球除去療法を選ぶかと言われたら、間違いなく白血球除去療法を選ぶと思います。
特に「イムラン」はもう二度と絶対に飲みません!!!
私の身体にはとてつもなく合わなかった薬ですので、医者に勧められても断固断ります。
クローン病にはいまどんな治療法があるのかということを知っておくことは、自分で治療法を選択できる事に繋がるので色々情報を知っておきましょう!!
ではまた☆
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