最近真面目にブログを毎日更新しているkengorouですが、仕事が立て込んできたので、そろそろ更新が滞りそうな予感がします(笑)
さて、私の近況ですが、
腸閉塞(イレウス)で入院
↓
大腸検査
↓
退院
↓
小腸造影
↓
検査後体調悪化(絶食開始)
↓
診察(手術回避&食事開始)
↓
現在に至る
ってな感じです。
しかし、困ったことにまたまた右下腹部が『じんわり』と痛みだしてきました(泣)
暴飲暴食してないのに何でだろうか???
クローン病で腹痛の原因って何??
腹痛一つとっても様々な要因が考えられると思います。
例えば私も経験させて頂いた
『狭窄による通過障害によって起こる腹痛』
であったり
『腸の穿孔による腹痛』
『腸が痙攣することによる腹痛』
『腸炎など感染による腹痛』
など、他にも色々あると思いますが良い例が思い浮かびません(笑)
このように色んな腹痛の原因があるなかで、自分の腹痛の原因ってなかなか分かりませんよね。
私も先日、小腸造影の結果を聞きに行ったとき先生に
私『私の右下腹部の痛みって炎症が原因ですか?』
と聞いてみたところ
先生『恐らく狭窄部分を内容物が通過する際に「圧」がかかって痛むのでは?』
という回答を頂きました。
私の想像図↓
炎症で痛むのではなく、狭窄部分手前で「圧」がかかることが原因とは想像もしていませんでした。
って事は狭窄は元に戻らないんだから、何か食べたら絶対お腹痛くなるって事じゃん!!!!
かといって何も食べない訳にはいかないし…
やはり解決するには「拡張」or「手術」しかないのでしょうね(汗)
レミケード後に改善するのは何故?
私のこの腹痛はレミケード後に無くなります。
狭窄があることには変わりないのに、なぜレミケードをすると治るのでしょうか??
これまた私の推測ですが、腸が炎症を起こすと腸管が浮腫むらしいんですね。
その浮腫(むくみ)によって狭窄の部分が『さらに狭くなってしまう』事で圧がかかりやすくなってしまい腹痛が起きると思っています。
レミケードによって腹痛が治まるのは、この浮腫(むくみ)が治まるため狭窄部分が少し広くなり圧がかかりにくくなるからだと思います。
以上の事から私の場合、腹痛を起こさせないようにするには
- 炎症を抑えて腸管の浮腫を取る
- 腸管を『拡張』or『手術』で広げる
という選択になると思います。
手術は最終手段として取っておきたいとので、これ以上炎症を起こさないようにするために『イムラン+レミケード』で様子をみるようにしています。
レミケードが効きにくくなり、CRPが落ち着かない為イムランを始めたのですが、どうにか効いてくれる事を切に願います☆
【送料無料】クローン病ってこんな病気新版 [ 福田能啓 ] |
→クローン病ってこんな病気
→潰瘍性大腸炎・クローン病の人の食事
→クロ-ン病患者が本当にききたいこと
----------------------------------------------------------------------–
(8月8日の食事と体重)
【 朝の食事 】エレンタール = 300kcal(脂質0g)
【 昼の食事 】ご飯,味噌汁,エレンタール = 500kcal(脂質0g)
【 間食 】エレンタール = 300kcal(脂質0g)
【 夜の食事 】うどん,ご飯,味噌汁 = 500kcal(脂質0g)
【 総摂取カロリー 】1600kcal(脂質0g)
【 体重(朝計測時)】47.1kg
【 体重(夜計測時)】47.8kg
【 腹痛 】右下腹部痛(たまに)
【 肛門痛 】なし
【 便の回数 】朝普軟便,夜軟便
【 出血 】なし
【 体温 】午前:測定無し 午後:測定無し
【 身体の調子 】普通
----------------------------------------------------------------------–
関連記事
▼ENJOY IDB管理人が暇つぶしに作った動物サイトもよかったらご覧ください。
クローン病ブログ
その他のクローン病ブログはこちらから読めます。↓ツイッターのフォローはこちら
Follow @kengorou
レミは狭窄を進行させることもあるので、狭窄持ちは慎重だったりしますね。
自分も狭窄持ちですが、できるだけ消化しやすい食事を心がけたりしていますよ。f(^_^)
イレウスは本当にしんどいですからね。
大丈夫!慣れますよ、体もバカじゃありませんからね。
それに私の狭窄なんてまだまだ広い方ですからね。知人などは半年に一度拡張受けてる方や、数ヶ月に一度イレウス起こしてる方など沢山いますよ。
ドクターとの信頼関係や知識、経験など色々と必要ですが、色々な方のお話を聞くのが良いと思います。kengorouさんが聞いた話も、所詮はデータに基づくだけの話ですからね、それはそれで大事ですが、実体験や現状どうなって、そこからどうしたかなどは、当事者しかわかりませんので。
それと狭窄になりやすいタイプは切ったところでまたなります、切っても結局同じことが多いです。私もオペ後節制しても一年でも元通りですからね。本当に限界がきた時以外、拡張で凌ぐ方が良いかと思います。
もちろんオペしかない時も多々ありますので、一例としてのおはなしですよ。
>胡麻さん
コメントありがとうございます☆
確かにレミケードは狭窄を進行させると聞いた事があります。
しかし、仮にレミケードをしていなければ炎症でさらに狭窄が進む恐れもあるので、使いどころに迷うんでしょうね(汗)
私ももう二度とイレウスになりたくないので、食べ物には気をつけたいと思います!!
>LIFEさん
コメントありがとうございます☆
半年に一度拡張受けてたり、数ヶ月に一度イレウスなっている方がいるとは…
それは辛過ぎますね(汗)
狭窄の部分を切ってもまた再発するというのは有名な話ですよね。
ホント、クローン病ってねちっこいというか、うっとおしい病気ですね(笑)
私もこれから手術を回避できるよう日々の生活を気をつけていきたいと思います!!
え~と、ちょっと間違いというか勘違いされているので、注意書きを。
「レミケード=狭窄を進行(悪化)させる作用がある」というのは正確には間違いです。
じゃあどうしてそういわれるのか?それは狭窄の出来方です。狭窄は皮膚の傷と同じで潰瘍で出来たキズが盛り上がって狭くなり、そこに潰瘍が出来てまた同じ事を繰り返す。これが「狭窄が悪化する」の仕組みです。
レミケードをしていない、もしくは切れかかった時に潰瘍ができ、それがレミケ投与で治り悪化するという図式ですから、レミケで悪化するのは正確には間違いなのです。
私はこれを繰り返してますが、狭窄自体は悪化してませんし、本当にまずそうな場合は一歩手前で拡張しながらレミケを投与してくという手もあります。ちなみにこの悪化改善を繰り返せば狭窄にはなりますから、他のものを使っても同じです。レミケの場合このスピードが速いだけの話です。
http://medical.mt-pharma.co.jp/di/remicade/rec-an/cd/c_08.shtml
ただし、ここにも書いてある通りそれが全てではありませんから突発的に何が起きるかはわかりません。私もレミケ初の時は白血球が三桁まで落ちて、危うく無菌室送りになるところでした。それからは必ずソルコーデフ(ステロイド)を点滴してからやってます。ステロイドと行っても短期で予防の為だけなので然程害はありません。
色々書きましたが、あとはどちらが得策かでしょうね。悪化している以上、何かしらの対処をしなければならない。結局のところ自力で(食事など)で持ち直す程度は知れてますので、これを短期でも複合的に薬で一気に緩解に持って行き抑えるか、ダラダラと付き合いつつ治すかです。
>LIFEさん
コメントありがとうございます☆
「レミケード=狭窄を進行(悪化)させる作用がある」というのは間違いなんですね~!
狭窄とレミケードの使いどころ…
色々と勉強になります!!