友人が痔瘻になったらしく俺に電話がかかってきた（笑）

この間久しぶりに友人から着信がありました。

普段私が連絡をする方なので、相手からかかってくるというのはかなり珍しいので一瞬何事かと思いました。

友人「おーっす！久しぶり何してたん？」

私「子供の相手してるところや」

友人「そうかー、単刀直入に聞くけど痔瘻ってどんな感じ？」

私「え？痔瘻？」

友人「おう、痔瘻。」

私「なんや？ケツ腫れてんのか？」

友人「せやねん。めっちゃ痛いねん。」

私「爆笑」

どうやら友人は痔瘻になったようです。笑

友人自然と痔瘻の前段階である肛門周囲膿瘍になる

友人「いや、何笑ってねん、ケツめっちゃ痛いねんって！」

私「ひー！笑！ごめん！気持ちわかるだけになぜか笑けてきてもて。ひひひ！」

友人「急にケツ痛くなってネットで調べたらどうも痔瘻みたいな感じやから、kengorouに思わず電話してん。」

私「そうか、そうか。痔瘻マスターの俺になんでも聞きなさい。ケツ痛いってことは腫れてる状態やろ？それは痔瘻じゃなくて肛門周囲膿瘍や。で、何が聞きたいの？」

友人「おぉ、まぁ病名はなんでもええねんけど、病院はいこうと思ってて、やっぱり切らなあかんのかな？で、それって…痛いの？」

友人に肛門周囲膿瘍の切開について説明する

私「……あんな、麻酔するから切ること自体は痛くない。でもその麻酔が……死ぬほど痛い！笑！正直、俺が34年間生きて来た中で受けた注射で、間違いなくナンバーワンの痛さやった。想像してみろ。肛門という筋肉の塊のようなところに注射されるのを！痛くないわけないやろ。」

友人「……………。マジか。」

私「マジや！笑」

友人「あかん、ほんま嫌やわー！！」

私「嘘いうてもしゃーないからな。腹決めてケツ切られてこいや！わははは！笑」

友人「入院したら見舞い来てな」

私「おう、絶対入院にならんと日帰りで切ってもらえるから明日行ってこい。笑」

友人「ほんまに座るのも歩くのも痛いねん。」

私「あぁ、ほなだいぶ腫れてるんやな。」

友人「おう、鏡で見たらピンポン球くらいの大きさに腫れてるわ。」

私「デカすぎやろ！笑！さっさと病院行け！笑」

友人「いや、ひょっとしたら治るかもしらんやん？」

私「笑！せやな！肛門周囲膿瘍になった事なかったら分からんわな！笑！でもそれ治らんからな！笑」

友人「とりあえず、明日病院行ってくるわ！ってかお前さっきから笑いすぎやからな！」

私「笑！！！！！ひー！涙」

私「痔瘻マスターの俺から助言や、切った後は麻酔が切れる前に痛み止め飲んどけ。じゃないと麻酔の注射ともう一つの地獄を味わうことになるからな。」

友人「お、おぉ。わかった。また連絡するわ！」

というやり取りをして彼は翌日病院へ行ったのでした。

友人から放心状態で電話がかかってくる

翌日の夕刻。友人から着信がありました。

私「おー！終わったか！」

友人「…終わったわ。」

私「テンション低いなー！笑」

友人「kegorouのいうてた通りやったわ。痛すぎて泣いたわ。てか叫んだわ。」

私「わははははは！！！わかる！わかるよ！笑！あの痛みは経験せなわからんから！笑」

友人「とりあえず帰って寝たい。あ、あと大するときって痛いん？」

私「大丈夫。なぜか切ってはいるけど大するときはそんなに痛くない！安心して大をしなさい。笑」

友人「わかった。なんか色々ありがとう。ほな。」

私「肛門にはくれぐれも気をつけて！あ、痛み止めは早めに飲んどけよ！じゃあな！同士よ！笑！」

友人「同士言うな！笑。じゃ！」

というやり取りをして、友人は一つ成長したのでした。現状、肛門周囲膿瘍を切開し溜まっていた膿を出した状態なので、これからうまく傷が治れば完治。下手をすると痔瘻へステップアップします。このまま何もなければ良いのですが、今度彼から着信があった時はおそらく痔瘻になってしまった時でしょう。その時はまた爆笑しながら「開放術式」「くり抜き法」「シートン法」について教えてやろうと思います。

肛門基本術式の実際: 痔核・痔瘻・裂肛

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