どうも、万年貧血野郎であるENJOY IBD管理人のkengorouです。
先週の土曜日に毎月恒例の検診に行ってきました。
CRPは0.1で問題なし、貧血も基準よりも少し下回っていましたが、ギリギリ大丈夫とのこと。
全体的には寛解ということでした。先生との問診で特に気になる事がなければ5分くらいで診察が終了しますが、今回はダブルバルーンの結果が兵庫医大から届いていたのでその説明をしてくれました。
吻合部潰瘍
ダブルバルーン検査を受けて分かったことはクローン病の潰瘍は今の所無くて、吻合部にのみ潰瘍ができている状態でした。
この吻合部潰瘍が出来る原因としては、手術の縫合時に「機械吻合」か「手縫い吻合」をするかによって変わってくるとのことでした。というのも機械吻合を行った場合、組織を綺麗に(細かく)くっつける事が難しいようで、その分血流が悪くなり潰瘍が出来るそうです。
じゃあ手縫い吻合の方が良いのかというと、それも医師の技量によって変わってくるので一概には言えないとのことでしたが、丁寧に縫えるのは手縫いだろうとのことでした。
私の場合も1回目の手術は機械吻合で、2回目の手術は手縫い吻合でした。そして機械吻合した部分に潰瘍ができています。ちなみに2回目の吻合部はカメラで見たところ、どこが縫い合わせたところが分からないくらい綺麗だったとの事です!すごい!!!
という事で、1回目の吻合部の血流が悪く潰瘍が出来、こいつが常に便と擦れてる事で出血すると言うわけで、常に貧血になるらしいです。
ようは血流の悪さから潰瘍が出来るので、この血流を改善すれば良いんでない?と思い、今回から大建中湯を処方してもらうこととなりました。次の内視鏡検査までしばらく服用してみてどうなるか実験してみたいと思います。
貧血改善の為の新しい治療
そんな事が原因で貧血が治らないので、定期的に鉄分を補給しなければなりません。病院で処方される飲み薬の「鉄剤」は副作用がキツくて飲めない為、フェジンという点滴を通院のたびに打っていましたが、これも本当に貧血を改善するためには週に3〜4回は打たないと効果がないようであまり効果がありませんでした。
仕方なく気休め程度に鉄剤のサプリを飲んでいましたが、今回先生より「新しい貧血治療の治験があるんだけど受けてみない?」と提案がありました。
そんな治験かというと、以前も受けた事がある内容と同じものとの事。
鉄欠乏性貧血の治療の為に治験(Ferric carboxymaltose)を受けてきました。
しかし今回は、点滴ではなく静注で出来るようになるらしいです。
ですので、点滴よりはるかに早く終わるというメリットがあるとの事でした。
もちろんやりたがりの私ですので二つ返事で「やります!」と答え、次回の検査の時に貧血が基準値を下回っていたら、この治験に参加する流れとなりました(笑)
いろんな治療が増えるのはありがたいですが、できれば何も使わずに健康な体になりたいものです(笑)
また治験が出来れば記事にします!
ではまた!
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