【ニュース】胃腸疾患に糞便微生物移植が有望

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【ニュース】胃腸疾患に糞便微生物移植が有望
朝からとんでもない記事を発見したのでお知らせします。
クローン病のニュースを検索していたら次のような記事を見つけました。
[ 参照記事:胃腸疾患に”糞便微生物移植”が有望 海外ニュース【健康美容EXPO】 ]
この記事によると、ドナーの糞便を採取しそれを患者に移植するという内容でした(驚)
これ普通に考えたら
えぇぇぇぇぇ!!!!!
ってビックリしますよね(汗)
でも有効な効果が出てるような事書いていますので詳しく見ていきたいと思います。

医学界から避けられていた!?

とんでもない話にも聞こえるが、かつて医学界から避けられていた“糞便微生物移植(fecal microbiota transplant:FMT)”が広範な胃腸疾患に有用であることが新しい研究で示され、米ワシントンD.C.で開催された米国消化器病学会(ACG)年次集会で報告された。
この治療法により、重度の過敏性腸症候群(IBS)や細菌感染を軽減することができるという。

冒頭にあるようにこの「糞便微生物移植(fecal microbiota transplant:FMT)」は以前から考えられていたようですが「医学界から避けられていた」とあるように、あまり実用的でないとされていたようです。
しかし、近年広範な胃腸疾患に有用であることが新しい研究で示されたとあるように、様々な効果が見られるようになってきたようです。

便 to 便

FMTでは、光学大腸鏡準備後にドナーの糞便を採取する。
ドナーは通常、配偶者か親族であるが、誰でもかまわない。
その検体を生理食塩水と混合し、60ccシリンジに吸引できる粘度にした後、患者はルーチンの大腸鏡検査を受け、その際に混合物を挿入するというもの。

しかし、この表現の方法はなんとかならないものでしょうか(笑)
素人の想像ではかなり気持ち悪いものに感じます(汗)
実際には便から採取した微生物を患者に投与するんでしょうが、最初読んだときはどうしても「便 to 便」のイメージが頭から離れませんでした(笑)

何故効果があるのか??

これは健常な微生物叢から新しく移植した微生物集団により、患者の潜在的な問題を解消するというもので、これが有効であるという。
最も有望な研究のいくつかは、難治性のClostridium difficile(クロストリジウム-ディフィシル)感染に対する処置の有効性を示したもの。
この細菌は、身体障害、さらには生命を脅かす下痢や吐気、嘔吐、腹痛を引き起こす。
米インテグリスIntegrisバプティスト・メディカルセンター(オクラホマシティ)消化器健康センター内科部長のMellow氏は、「C. difficile感染が何度も再発する患者の細菌集団は正常な人と全く異なる。重要なのは微生物の多様性(diversity)の著しい減少である。多種類の微生物の菌株が存在せず、少ない菌株および種が多数存在する」と述べている。
同氏の研究では、以前に平均5つの治療コースを受け、反応がみられなかったC. difficile感染患者の98%で症状の迅速な解消がみられた。
最初のFMT移植でみられなければ2回目でみられた。
同氏は「患者の症状は平均11カ月間みられ、多くは救急施設や高度看護施設にいるか外出できないほどであった。
ただし、移植はファーストラインの治療法ではない」と述べている。

ここに書かれているように、患者(ここでは難治性のClostridium difficile(クロストリジウム-ディフィシル)感染の患者)の細菌集団は正常な人と全く異なる為、健常なドナーから微生物叢を新しく移植することで、症状の迅速な解消がみられるとの事でした。
ここで私が注目したのは「C. difficile感染が何度も再発する患者の細菌集団は正常な人と全く異なる。重要なのは微生物の多様性(diversity)の著しい減少である。多種類の微生物の菌株が存在せず、少ない菌株および種が多数存在する」という部分。
クローン病の原因は分かっていませんが、ここになんとなくクローン病も関係するんじゃないかと勝手に思っています(笑)
さらに記事の最後には

オーストラリアの研究者らも、3例において潰瘍性大腸炎およびクローン病治療にFMTを使用し、成功したことを報告している。

と書いてありましたので、これをきっかけにまたクローン病の研究が進んでくれればと感じました。
医学の進歩はまさに日進月歩であります。
クローン病の原因解明と治療法の確立もそう遠い未来ではないのではないでしょうか。
研究者の方に感謝しつつ、一刻も早い原因の解明をお願いたいところです。
あと、俺の下痢をなんとか止める方法も開発してほしいです(笑)

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クロ-ン病患者が本当にききたいこと
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(11月26日の食事と体重)
【  朝の食事   】エレンタール = 300kcal(脂質0g)
【  昼の食事   】会社の弁当 = 250kcal(脂質5g)
【   間食    】エレンタール = 300kcal(脂質0g)
【  夜の食事   】うどん = 350kcal(脂質10g)
【 総摂取カロリー 】1200kcal(脂質15g)
【 体重(朝計測時)】50.1kg
【 体重(夜計測時)】50.5kg
【   腹痛    】みぞおち辺りに痛みあり
【  肛門痛    】なし
【  便の回数   】朝軟便
【   出血    】なし
【   体温    】午前:36.7 午後:37.0
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