さかなクンの自叙伝「一魚一会」を読んだ

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オススメされた書籍はその場でポチるENJOY IBD管理人のkengorouです。

この間の記事、「夢中になれる事を見つけたい」の中で触れたようにさかなクンの「一魚一会」を光の速さでポチって早速読んでみました。

これは小さなお子さんがいるお父さん、お母さんにぜひ読んでほしい本だと思いました。

さすがアマゾンレビューオール5つ星の名著です。

子供を信じ抜くことの大切さ

この本ではさかなクンの目線で、どのような人生を過ごしてきたのかが書かれています。

さかなクンは幼少期の頃、興味をもったものに頭が一杯になってしまい、他の物事に関心を示さなくなるくらい夢中になれる子供だったようです。

そんなさかなクンは勉強以外に夢中になれることがあったため、全く勉強ができず学校では先生から問題児扱いされていたとのことでした。

ある日、家庭訪問時に先生から「絵ばかり描いているので勉強をするように家庭でも指導してほしい」と言われたそうです。しかし、お母さんは「勉強ができなくてもいいじゃないですか。」と答え、先生もビックリ。「じゃあせめて絵の勉強をちゃんとさせてみては?」との先生の提案に、お母さんは「それじゃ先生の絵になっちゃうでしょ?あの子の好きなように書かせてあげたい」とここでもさかなクンの自由を最優先にされると言うやりとりが書かれていました。

この本の中にはこのようなやりとりがいくつも出てきます。

とにかく、お母さんとお父さんはさかなクンが夢中になっているものには全く反対せず、逆に背中を押してあげる教育法を取っていたそうです。

しかもその過程で失敗することがあったとしても口出しせずにじっと見守っていたそうです。

さかなクンもこの経験を通して「失敗することの大切さを学んだ」と書いていました。

私もそうですが、何かと子供のすることに対して口出ししてしまいそうになるのですが、この本を読んで子供が夢中になっているものがあればどんどん挑戦させてあげようと思えるようになりました。

夢は思っているだけじゃなく、行動することが大事

この本を読む中で私が一番心に残った箇所があります。

それは

夢は、言葉に出すとかなう気がします。心の中で思っているだけじゃなく、言葉にしたり絵に描いたり、表現することがとても大事な気がするのです。その思いが、夢を現実へと近づけてくれるのだと思います。

と言う一文です。

どんなこともそうですが「行動するか」「行動しないか」の2択なんですね。そして行動した分だけ結果が付いてくるんです。

さかなクンも今の状況にたどり着くまで、様々な失敗をします。バイトは失敗ばかりしてできない、就職もできない。それでも好きなことの為なら一見無駄に見えるような事でも、どんな小さい仕事にも全力で取り組んだ結果、その努力が実を結び大きく花開く事となったわけです。

経歴だけを見るとトントン拍子で人生がうまくいっているように見えるかもしれませんが、この本には今までの経験、家族や周りのサポート、そしてさかなクン自身のひたむきな努力が書かれています。

読み終えた後、私自身の意識が前向きに変わったように感じました。

子供に対しても、また自分自身も行動する人になっていかなくてはならないなと決意することができました。

この本を読むことができて良かったです。

オススメ5つ星!!

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