デパス離脱を決意し、心療内科に行ってきた話し

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

どうもkengorouです。

私はクローン病を患っていますが、その他にも疾患を抱えております。それは「パニック障害」です。

パニック障害とはGoogle先生によると

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。 このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。

と書かれています。
私は死んでしまうとまでは感じないのですが、窒息感、吐き気、動悸がすごくなり、会議や美容室、電車や人の車に乗るのがとても辛い状態になります。

こんな症状を和らげるために頓服として「デパス」を服用しています。
また、ある時を境に途中覚醒して寝れなくなったことから寝る前に「デパス」を服用していました。もともと服用し始めたきっかけはこの途中覚醒をなんとかしたいと思って、クローン病でかかっている先生に相談したところ「デパス」を処方してもらった事がきっかけでした。

デパスを飲むと本当にスカッと寝れるし、パニック障害の発作が出そうな時は事前に飲んでおくと落ち着いて行動できるし、なんて最高な薬なんだ!と最強の薬を手に入れた!と喜んでいました。このブログでも何度か「デパス最高!」と書いてきました。が…

健康診断がきっかけ

昨年末に会社の健康診断で「血尿」が指摘されてから、腎臓になんらかの原因があるのかも…と疑うようになりました。私は色んな薬を飲んでいるので毎回の血液検査で「肝臓」「腎臓」の値をチェックされています。

そこで減らせる薬は減らしたいと考えるようになり、デパスを止めてみようと試みた結果、途中覚醒はするわ、寝れなくなるわ、動悸凄くなるわで日常生活がしんどくなる症状に見舞われたのです。

これはおかしいなと思い、調べてみるとどうやらデパスには依存性があり、急に止めてしまうとその反動で、痙攣発作やせん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状がでることがあると書かれていました。

これはデパスを止めるには専門の先生の指示を仰いだ方がいいと思い、心療内科に行こうと決意したのです。これが今年の6月ごろの話しです。

地元から通える心療内科を調べた結果2件ほどヒット。そのうち1件に電話をすると

「新規患者はお断りしています」

と断られてしまいました。なんてこった!すぐに診てもらえると思っていたのにそうもいかないみたいでした。続いて2件目に電話をすると

「今からだと診察は2ヶ月待ちになります」

との返答!
な、なげー!心療内科ってめっちゃ需要あるんですね…。知らなかったわ…。でも一度ちゃんと相談したかったのでそれでお願いしたところ診察は8月の末に決定し、ようやく行く事が出来ました。

心療内科での診察

初めての心療内科なのでどんな感じなのか全くわかりませんでしたが、50代後半くらいの優しそうな男性の先生で、生い立ちから家族の事や家庭のことなどを聞かれ、そこから私のパニック障害についての状態を診察していただきました。精神的な病気って今までの環境や体験から作り出されたりするみたいなことを言ってました。

んで、デパスについてですが、パニック障害や不眠などの時は心療内科ではデパスは依存などのデメリットがある事から、あまり処方しないそうです。デパスの代わりになる薬が色々あるらしく、そちらを処方する方が多いんですって。逆に内科などの先生は処方する事が多いとおっしゃっていました。

その代わりの薬で提案されたのが3つくらいあり、その中の1つ「半夏厚朴湯」を試してみることになりました。これは漢方なので副作用がほとんどない事がメリットとの事なので、これをチョイスしてみました。

また今飲んでいるデパスですが、いきなり止めるのではなくまずは半分の量にして飲むように言われました。1日1回0.5mgだったのを0.25mgにして、そのうえで「半夏厚朴湯」を1日3回飲むというスタイルです。

やっぱりいきなり止めるのはダメだったんですねー(汗)ちゃんと先生に聞いて良かったと思います。またデパスに変わる薬(漢方)も出してもらえたので、少しずつデパスを卒業できるように改善していきたいと思います。


 

 

関連記事



▼ENJOY IDB管理人が暇つぶしに作った動物サイトもよかったらご覧ください。

クローン病ブログ

その他のクローン病ブログはこちらから読めます。
↓ツイッターのフォローはこちら


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*