8月2日 いよいよ手術当日。午後2時からの予定だったが…

いよいよ、手術当日がやってきました。

手術は麻酔が始まれば一瞬で終わりなのですが、麻酔をかけられるまでが生きた心地がしません（汗）

当日は朝イチではなく２番手の手術予定。
時間も午後2時からとなっていました。

流石に手術当日は家族も面会可能という事で1時間前に病院に来てもらっていました。

術前の説明などを聞いた後、手術に呼ばれるまでの時間を待ちます。

基本時間通りには呼ばれない

手術は2時からと聞いていましたが、大体1〜2時間くらい遅れます。

今回もそれくらい遅れると予想していましたが、マジでその通りになって結局呼ばれたのが4時前でした（笑）

手術着に着替え、じゃあ行くか！と思った時に一人の看護師さんが病室に入ってきました。

看護師「kengorouさん術前にスイマセン！実は患者さんで結核疑いの方が出まして個室が必要なのですが、今どの個室も一杯で、もしよかったら術後4人部屋に移動していただくことは可能でしょうか？」

と病室の提案にやってきました（汗）普通のタイミングであれば迷いもせずに個室を明け渡すのですが、タイミングは術後…。私は術後の辛さを知っているので、できれば個室でゆっくりしたいと思っていました。本当は「ちょっと考えさせてください」と言いたいところですが、今から手術室に向かわなくてはならないので、待ってる余裕がありません（汗）もうここは腹を決めるしかない！！！と思い、

私「分かりました。この個室使ってください！」

看護師「ありがとうございます！！」

私「一つだけお願いしても良いですか？4人部屋に移る時は窓際にして頂ければありがたいです。」

看護師「分かりました！準備しておきますね！」

とやりとりを交わし、手術室へ向かうことになるのでした（汗）

麻酔をかけられるまでが怖い

私は自分で歩ける状態なので、看護師さんと一緒に手術室の前まで歩いて移動しました。心の中では「あー嫌だなー、嫌だなー！」と常に思い続けながら手術室に向かいます。

兵庫医大の手術室はめちゃめちゃ広く、戦闘機の格納庫みたいに手術室が沢山並んでいます。同時に色んな手術が同じ建物の中で行われているんだなぁと毎回感じさせられます。

もうここまで来ると、ジタバタしても仕方がないので諦めるしかありません。もうなるようになれと。

手術室の前で本人確認を行い、いよいよ手術台に寝かされます。そして色んな器具を装着されながら、背中に麻酔の針を入れていくのですがこれがメッチャ怖いです（泣）私、この手術は2回目なんですが全く慣れません（泣）そして毎回ベテランの先生じゃなくて研修医？みたいな女性の方がされるので手際が良くなく、時間がかかります。

1回目で針が入らず、やり直し（泣）

先生のアドバイスを受けながら2回目でなんとか入ってくれ一安心でした。

全身麻酔開始

背中に麻酔用の針が固定できたらあとは全身麻酔させるのみです。

ドクター「今から全身麻酔していきますねー！」

いよいよ全身麻酔スタート。さてどれくらい耐えれるのか…？？

あれ？？

あれ？？？

まだ起きてるんですが、これ大丈夫？？？

と思ってたら寝てました（笑）

手術は1時間半で終了

なんか夢を見てたような気がした次の瞬間、看護師さんに起こされて手術室内で気がつきました。

先生「kengorouさん終わりましたよー。今回は癒着は想定していたより酷くなかったから、手術時間も短かったです。ただ小腸が狭い部分があったので15センチだけ切って繋げてます」

とそれを聞いて私の第一声は

私「えーーー！！切ったんですかーー！！マジですかー？？えー！！切ったんですかー！？？最悪やーーー！！」

と、癒着を剥離するだけだと信じていたので、腸を切られたことに若干怒っておりました（笑）まぁボンヤリとしか思えていませんが、メッチャぼやいていたのを覚えています。

そこからHCUに移動し、嫁さんと面会させてもらいました。あとから聞いたのですが嫁さんには「腸を切られて凹む。そして傷口が我慢できるけど結構痛い。」ということを言っていたようです。

ここから次の日の昼までHCUで過ごすことになります。
ここがまた地獄なんですよね（汗）それはまた次回…。

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