7月17日 入院20日目 尿道カテーテルを麻酔無しで入れて悶絶した

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

1日に3リットルもの水分を点滴で入れているとマジでトイレに行く頻度が爆上がりします。

通常成人がトイレに行く頻度って1日5、6回で1回につき150ml〜200mlのオシッコが出るそうです。
でも私の場合、最初の頃は1時間半くらいの間隔で1回250mlくらいのオシッコが普通に出まして、多いと1回で600mlもオシッコが出ることもありました(汗)

この尿量で大体10回〜12回くらいトイレに行くのです。まだ日中起きている時はいいのですが、夜寝る時もこのペースでトイレに行かなくてはならないので睡眠が取れないのです。

敗血症の熱で死にかけ、DICが合併して死にかけ、急性腎障害でオシッコがコーラ色になり、それらを乗り越えたと思ったらトイレ地獄の寝不足で精神が死にかけるという事態になりました(泣)

このトイレ問題を何とかしないとマジで寝れなくて精神崩壊すると思ったので先生に相談してみました。

尿道カテーテル

先生に夜トイレに起きるので寝れずにしんどい事を伝えたところ

「今は睡眠より腎臓を守る方が優先順位として高いので、輸液の量を減らす事はできないから我慢するしかない」

という旨の事を言われました。
しかし、私は寝れないストレスの方が強かった為、細いチューブで尿を外に出す方法は無いかと先生に聞きました。先生は

「kengorouさんが希望するならカテーテルを入れて自動的に排尿させる事はできますよ」

と答えてくださったので、それをお願いすることにしました。しかし、この時私はとんでもない勘違いをしていたのです…。

導尿してもらった過去

私は過去に手術後に尿が出なくなった事があり、その時に細いチューブを尿道から入れて排尿をした事がありました。その時は全く痛みがなかったので、そんな感じで今回もやってもらえるもんだと思っていたのです。

しかし、今回のカテーテルはそんな予想を覆すものでした。

部屋に先生が持って来てくれたカテーテルは

「え?太くね?」

って思わず3度見するくらいの太さがありました。
これは完全に思っていたものではありません。
というか、手術の時に全身麻酔した後に自動的に入れられている尿道カテーテルのやつでした(汗)

これを麻酔なしで入れるとか無理やろ!?とか思いましたが、すでに個室には看護師2名と外科医の先生2名が処置の準備を進めており

「やっぱ辞めます!」

って言える雰囲気ではありませんでした(泣)

人生で1、2を争う激痛

先生が私のムスコを入念に消毒していきます。消毒液でビショビショになるくらいの勢いでした。
そして一言

「いきますね」

と言った瞬間に太いチューブをムスコに差し込んでいきます!!!!

もうね…、これはね…、言い表せない…。

ブログで表現できない…(泣)

とにかく痛かった!!(泣)

死ぬほど痛かった!!!!(泣)

自然に叫び声が出たくらい痛かった!!!!(泣)

「うぐわぁぁぁー!!!」

って変な声出たもん(笑)
今振り返って書いてるから笑えるけど、全然笑えないくらい痛かったです!(泣)

そうしてるうちに先生が

「はい、もう処置終わりますからねー」

と実に冷静に処置して頂きました。完了後も痛さのあまり小一時間ほど放心するくらい痛く、ムスコに感じる違和感も半端なくありました。

自動排尿は出来るようになったが…

衝撃的な苦痛を味わい、自動排尿が出来るようになりましたが、その代償はあまりにも大きかったです(泣)

この処置は麻酔無しではマジで耐えれません。

午前中に処置をして頂きましたが、そこれから一歩も動くことができません。動くと痛いのです。こんな状態で果たして1日過ごせるのか?と不安になるくらいの痛みがありました。

それでも、これに耐えればトイレに起きる事なく安眠できると信じておりました。

が、夜になり、さぁ寝ようと思うのですが全く寝れないのです。そう、少しでも動くとムスコが痛くて逆に寝れなかったのです(泣)この痛みで寝れないくらいなら、トイレに起きて寝れない方がマシだと気付き、ナースコールを押して看護師さんに

「これ抜いてもらう事ってできるんですか?それとも先生の指示がないと抜けないんでしょうか?(泣)」

と聞くと

「いや、抜けますよ。今回はkengorouさんの希望でカテーテルを入れたので、kengorouさんが希望すれば抜いてもいいことになっています。」

との回答だったので、光の速さで

「抜いてください。キリッ」

とお願いしました。その後の看護師さんの処置は素早く、

「じゃあ抜きますので、息を吸って長く吐いてくださいー」

っていうので息を吐くと同時に「シューーー!」と抜いてくださいましたが、これも中々痛かったです(泣)
この日、2回目の苦痛を味わいましたが、その後は気を失ったように3時間くらい寝ることができました(笑)

もう2度と麻酔なしで尿道カテーテルは入れないと固く誓った1日でした…。

私がKindleで読んでるヤクザ漫画。これは面白い。

関連記事



▼ENJOY IDB管理人が暇つぶしに作った動物サイトもよかったらご覧ください。

クローン病ブログ

その他のクローン病ブログはこちらから読めます。
↓ツイッターのフォローはこちら


SNSでもご購読できます。

コメント

  1. はま より:

    ブログタイトル見ただけでぞわっとしました。
    そして本文読んで想像してしまい恐怖で男性的な器官がヒュンってなりました。
    kengorouさん今回の入院で地獄を見すぎじゃないですか。

    そもそも、そんなにも痛い麻酔無し尿道カテーテルって医術的に正しい処置なのか疑問を覚えますね。
    だからといって局部麻酔だとどこに注射針指すのかという問題もありますが・・・
    全身麻酔の手術後に気が付いたらカテーテル挿入されてたというのが実は幸せなことだった・・・のか?

    1. kengorou より:

      はまさん

      コメントありがとうございます!
      そうなんです(泣)
      めちゃくちゃ地獄の体験して来たんです(汗)
      全身麻酔後の尿道カテーテルって患者にとっては最高の処置だと思いましたwww

コメントを残す

*