入院

ダブルバルーン検査受けて来た感想

4月6、7、8日と2泊3日でダブルバルーン検査を受けてきました。

今回は色んな初体験をしたのでそれを記録に残しておこうと思います。

今回の検査のスケジュール間は以下の通り。

  1. 検査前日6日にPCR検査&入院手続き
  2. 検査当日下剤服用。MRI検査。ダブルバルーン検査。
  3. 検査翌日退院

大まかな流れはこんな感じ。

文字にしたら簡単なのに実際の準備と検査は超大変(汗)
やっぱ入院嫌だなー!って再確認しましたよ(笑)

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8月1日 入院35日目 明日はいよいよ手術。術前の準備をする。

いよいよ明日手術となりました。

ここまでの道のりは本当に長かった…。

5月辺りから腸閉塞(イレウス)の症状が出始めて、6月に入ってからは何を食べても腹痛が発生して何もできませんでした。

で、6月末に入院して7月頭に手術の予定だったのに、入院後に点滴のルートから細菌感染し、結果「敗血症」になってしまい手術が1ヶ月伸びました(泣)たかが1ヶ月のはずなのに、私にとってはめちゃくちゃ長い1ヶ月に感じました。

40度の高熱が6日間続き、おしっこがコーラの色に変化し、吐き気が止まらない状態で、先生からは「心筋炎の可能性」「透析の可能性」「腎不全の可能性」など恐ろしい事を言われまくり、本当に心身ともにぐちゃぐちゃになった1ヶ月でした。

初めて麻酔無しでチン○ンに管をいれ、血が足りずに輸血をするなど今まで体験した事ないことを乗り越え、ようやく手術に辿り着いた訳であります。

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7月31日 入院34日目 新たに患者仲間ができました

入院生活が1ヶ月を超え、手術が2日後に迫ってきました。

この頃は、仲良くなった入院患者の人達もとっくに退院されていたので、デイルームで話をする患者仲間がいませんでした。

さらに個室になった事でデイルームに行く事が少なくなっていた事も重なり、結構孤独な時間を過ごしていました。そんな時に私のTwitterを見て声をかけてくれた方がおり、メッセージのやり取りをする中で、つい数日前に手術をして今は同じ病院の外科病棟(私が入院している病棟と同じ)にいるという事がわかりました。

思い切って「よかったらデイルームでお話ししませんか?」と声をかけたところOKの返事を頂くことができ、その日、久しぶりに同病患者の方とおしゃべりすることが出来しました!

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7月24,25日 入院27,28日目 オリンピックを初めてじっくり見る

入院も27日目となりました。
4連休中なので検査などもなく、めっちゃ暇な時間が流れていました。

まだ敗血症の治療中のためウロウロする事も出来ず、個室でテレビを見ることしかできません。
ですので23日から始まった東京オリンピックを24日と25日はずーっと見てました。

今までは

「オリンピック?夜の情報番組で結果だけ見りゃ十分だわ」

とか思ってて、まともに競技を見たことありませんでした。でも今回は予選から決勝までじっくりと見る余裕があったので初めてぶっ通しで見ましたが、オリンピックで感動しますねー!(笑)

こんなに見入ってしまうとは思いもしませんでした(汗)

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7月23日 入院26日目 だんだん個室利用料が気になってくる

個室に移ってから1週間が経ちました。

最初は周りの患者を気にすることもなく、トイレも自由、シャワーも自由、テレビ見放題で電話もかけ放題!ってことでかなり快適に過ごせるはずでしたが、敗血症の治療中という体調が絶不調の身としては恩恵は他の患者を気にしなくていい事とトイレくらいでした(汗)

さらにここの個室代はバカ高い!1日16,500円という値段設定!
しかもこんなに高いのにこれといって豪華でもありません(笑)部屋は狭いし、空調もイマイチです。

体調万全であればもっと個室を満喫できたかもしれませんが、この時の私は完全に個室を持て余していました。そうなるとだんだん料金が気になってきます(汗)1週間滞在しているので計算すると

16,500×7=115,500円

なんと11万オーバーです!!!
1週間点しながらベットで寝ているだけなのに11万…これマジで、違う意味精神やられます(泣)

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7月22日 入院25日目 入院中のメンタルを保つ方法

敗血症になり、抗生剤を2週間点滴して菌を抹殺していくのに加え、AKI(急性腎障害)と言う合併症の治療で毎日3リットルの点滴を続け、2時間ごとに大量の尿を出さないという苦行で私のメンタルはズタボロでした。

こう言った時に面会がオッケーであれば家族に来てもらい、気を紛らわすことが出来るのでしょうが、コロナ真っ只中の状況ではそうもいきません。

特別な事情がない限り、家族の面会も禁止なのです。

入院日数が伸びていき、手術の日程も決まらない、AKIの治療もいつまで続くのか分からない状況がさらに私のメンタルをズタボロにしていきます。

たまらず看護師さんに

「私より長期入院している人はどうやってメンタルを保っているんですか?」

と質問すると、

「抗不安薬など使っている人は結構いますよ」

との回答が。あー、やっぱり薬を上手に使って乗り切っているんだなぁと思い、しんどい時はデパスを2回に分けて服用してみようと試してみる事にしました。

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7月19日 入院22日目 デパスの副作用?それとも離脱症状?

私は入院すると環境の変化から寝ることが出来なくなる為、眠剤とデパスという抗不安薬を処方してもらいます。

どんな薬にも副作用があると思いますが、もちろんデパスにも副作用があります。副作用の出方にも個人差があるので一概に「この薬を飲んだらこんな症状が出る」とは言いにくいのですが、私の場合はデパスを飲み続けていた場合、飲む間隔を空けると「口の乾燥」や「原因不明の不安感」「動悸がする」などの症状が出ます。

入院して22日間デパスを飲んでいたのですが、この頃から入院が長引いているストレスからか、または睡眠が思うように取れないストレスからか、デパス1錠では不安感を抑えられなくなってきました。

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7月18日 入院21日目 個室でテレビ三昧、点滴三昧。

前日のカテーテル地獄を乗り越え、トイレ地獄は継続したまま、今日も点滴三昧の1日がスタートしました。

何種類点滴すんねん!っていうくらい点滴します。

  • 水分の点滴
  • 高カロリーの点滴
  • 抗生物質の点滴
  • 貧血を補う点滴
  • DICの症状を治療する点滴

とめちゃくちゃ薬を体の中にぶち込まれます。
しかも絶食状態なのでだんだん口の中が薬っぽい味がするような感覚に襲われます(汗)

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7月17日 入院20日目 尿道カテーテルを麻酔無しで入れて悶絶した

1日に3リットルもの水分を点滴で入れているとマジでトイレに行く頻度が爆上がりします。

通常成人がトイレに行く頻度って1日5、6回で1回につき150ml〜200mlのオシッコが出るそうです。
でも私の場合、最初の頃は1時間半くらいの間隔で1回250mlくらいのオシッコが普通に出まして、多いと1回で600mlもオシッコが出ることもありました(汗)

この尿量で大体10回〜12回くらいトイレに行くのです。まだ日中起きている時はいいのですが、夜寝る時もこのペースでトイレに行かなくてはならないので睡眠が取れないのです。

敗血症の熱で死にかけ、DICが合併して死にかけ、急性腎障害でオシッコがコーラ色になり、それらを乗り越えたと思ったらトイレ地獄の寝不足で精神が死にかけるという事態になりました(泣)

このトイレ問題を何とかしないとマジで寝れなくて精神崩壊すると思ったので先生に相談してみました。

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7月16日 入院19日目 4人部屋から個室へ移動

この日私は4人部屋から個室に移動する事となりました。

というのも、空いていたベットに移ってきた患者の方がつけている芳香剤?消臭剤?の匂いがとてつもなく臭く、その匂いで夜中に何度も気持ち悪くなり嘔吐を繰り返してしまいました。

せっかく熱も下がってきており、ゆっくり休めるチャンスなのに匂いでそれどころではありませんでした。

看護師さんに窓を開けてもらうなど対策をしていただきましたが、定期的に匂いが漂ってきてその度に嘔吐するような有様でした。

我慢の限界で「部屋を変えてほしい」と頼むと「今お部屋は個室しか空いていないんです。それでも宜しいですか?」との事でした。個室は良いお値段がするのは分かっていましたが、この空間にいるよりはマシだと思い。「それでお願いします。」と承諾したところ、早速この日の朝に個室に移動することとなったのです。

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