食べれるもの、食べれないもの。

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クローン病と食事は切っても切れない密接な関係を持っています。

寛解状態だからといって脂っこい料理を食べると盛大に下痢になったり、知らぬ間に狭窄が進んでいたために食物繊維を食べたらイレウスになって緊急入院しました。なんて事例はたくさんあります。

私ももれなくそういった事を経験してきました(泣)

そんな経験を積み重ねること約12年。
私の中で「食べれるもの」と「食べれないもの」の区別がようやく分かりかけてきました。

ただし、これから先、今は食べれているけど食べれなくなる物も出てくるでしょうし、その逆も然りです。

食べれるもの

クローン病と診断されるとまず注意されるのが「脂質」の取り過ぎです。脂っこい食事は控えるように言われる為、ついつい唐揚げやハンバーグ、焼肉などを敬遠してしまいます。私も当初は一切お肉系を食べないようにしていましたが、徐々にどれだけ食べるとアウトで、どれくらいなら大丈夫なのかを体調の変化や毎月の血液検査を通じて学んでいきました。

私の場合は寛解が維持できているのであれば多少の脂質は取っても問題はありませんでした。

ただし、ピザなどは多くて2切れ。焼肉だと多くても10枚くらい。唐揚げはMAX5つくらい。に抑えています。でも全く食べない時期に比べるとQOLはとても改善しました。

ですので、お肉系に限ってはあまり食べれないという物はなく、結構好き勝手食べています。餃子も食べるし、ハンバーグも普通に食べます。すき焼きも、パスタも全然オッケーです。牛丼もミニサイズなら食べても問題ナッシングでしたし、カレーも中辛まではルーを少なめにすれば食べれました。

流石に量はセーブしていますが、案外食べても大丈夫な事が多いです(笑)

また、魚全般は全く問題ないので、回転寿司は外食する時の第一候補になります(笑)野菜については狭窄が今はないので、制限なしに食べることが可能です。

食べれないもの

そんな私でも食べれないものが「ラーメン」です。あっさり醤油ラーメンならギリ大丈夫なのですが、油たっぷり系は全くダメです。来来亭や天下一品などもダメでした(泣)カップラーメンも同じで豚骨系などは食べた数時間後には思いっきり下痢になりますし、その後2日位は調子が悪くなってしまいます。

また「アルコール」もあまり飲めません。ビールや酎ハイをジョッキ1杯程度なら大丈夫ですが、それ以上を飲むと調子が悪くなります。ですので飲み会などでは最初の1杯とウーロン茶を頼んで交互に飲んだりしてアルコールを薄めております(笑)ノンアルコールビールは350ml飲んでも大丈夫だったのでやはりアルコールがダメなんだと理解しております。

そして最後に挙げたいのが「お菓子」です。
特に「ポテトチップス」は私の体には合わないようで、食べれても数枚くらいです。1袋食べたら下痢しますしお腹が痛くなることもあります。チョコレート菓子(ポッキーなど)も一箱とか食べれません。

ですので基本的に洋菓子は少しの量を嗜むのみ。逆に和菓子は制限なく食べれるのですが、そもそも甘いものを大量に食べれないので普通の量に留まっています。

食事制限は人それぞれ

今まで色んな人に食事のことを聞いたり、ツイッターやブログなどで見かけたりしましたが、本当に人それぞれだと感じています。

しかし、今はレミケードやヒュミラ、ステラーラなどのお薬ができた事によって食事を楽しめるようになっていますが、それが無ければ食べれない物の方が多くなっていたでしょう。

私は徐々に薬が効かなくなっていき、レミケード→ヒュミラ→ステラーラとスイッチしてきましたので、今ある薬が全て効かなくなったらどうしようと結構ビビっています。ですので、意外と何でも食べれる状態ではありますが、1日3パックのエレンタールは今でも継続していますし、脂質も取り過ぎないようには気をつけています。

普段から節制の癖はつけておきながら、メリハリをつけた食事を楽しんでいこうと思います。


 

 

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