今年で36歳になりますがウンコ漏らしました。

こんばんは。

もうねタイトル通りの事なんですが、この間イレウスになった時に私うんこ漏らしたんですね。

私、今年で36才になるんですよ。

10代、20代の方々からしたらいい年したオッサンの部類に属する訳です。

そんないい年したオッサンがうんこ漏らした「事実」と「経緯」について書いておこうと思います。

なぜうんこを漏らしたのか？

うんこ漏らす原因って色々あると思うんだけど、クローン病患者に限ると今回私が漏らした体験って、あまり語られていないだけで結構経験してる人多いかもしれません。

でも普通ウンコ漏らしたら「人間の尊厳」に関わるじゃないですか？

だから語られる事ってあんまり無いんだと思うんですが、だからこそあえて私は言いたい。

「ウンコを漏らす事は悪い事じゃ無い！」

と（笑）

これ正直に経緯書くので、クローン病の人はウンコ漏らさない為の予防対策として読んで頂ければ幸いです。

漏らした原因その１「絶食中」

まず私、現在手術待ちの状態でして今年2月18日から一切固形物を食べていません。

摂取しているのはエレンタールという栄養剤のみ。たまにコーヒー飲んだりすることはありますが、全て液体です。そんな状態が続くとどうなるか。そうです、液体しか口にしていないので出ていくものも液体になるのです。ですので自然と下痢になるのです。

これはクローン病患者でなくても経験したことがあると思いますが、下痢とオナラの区別って非常に難しい。どれくらい難しいかというと、加藤鷹とスキーの葛西選手を見分けるくらい難しいです。

札幌出張来て、食事してたら、W杯帰りのジャンプ葛西選手に遭遇‼パチリ?
似てますか❓ pic.twitter.com/ItkuoUj7if

— 加藤鷹【公式】 (@katohtakashoten) 2018年3月27日

で、ただでさえ判断が難しい状態の時に原因となる出来事が重なりました。

漏らした原因その２「イレウス」

原因は分かりませんがその日、突然イレウスが起きました。

これがなぜウンコを漏らす原因になるのかと言うと、狭窄部分で腸液が滞りイレウスになる訳ですがこのイレウスが解除されると溜まっていた腸液が一気に大腸へ流れ込むんですね。

なのでイレウスが解除された後っていうのは大抵下痢が襲ってくる訳です。

これらの原因が重なった事によって、私はウンコを漏らしたと言うわけでございます。

漏らしたシチュエーションと処理について

私がウンコを漏らしたのは夜中。しかも寝ている時でした。

イレウスの痛みと格闘し、なんとか開通してくれた後、体力を根こそぎ奪われた私はそのまま寝てしまったんですね。んで夢と現実の間で「オナラらしきもの」が降りてきたわけです。

ただでさえ判別が難しいオナラと下痢の問題に加えて、イレウスで体力を消耗しており、しかも寝ぼけているという最悪の状態です。思考能力０。そりゃ肛門様のガードもゆるゆるになるわ。

で夜中の３時ごろに「プリッ！」とやっちゃった訳なんですね。

不思議ですよね。やっちゃった瞬間、眠たさとか身体の辛さとか一瞬で忘れて、ドラゴンボールの悟空の瞬間移動のごとく瞬時にトイレへ駆け込んでました。

で、幸いな事に「プリッ」となった時、わたし偶然にもうつ伏せになっていた為、布団などに被害は及ばずパジャマも無事という奇跡が起こりました。まぁパンツは当然ダメだった訳ですが、最小限の被害で済んだことは不幸中の幸いでした。

教訓として伝えたい事

夜中の３時に36才のオッサンが自分のパンツを洗い、泣きながら思ったことは「下痢している時は必ず、大人用のオムツか生理用のナプキンをつける」ということでした。

これはもう絶対です。

特にクローン病患者でお腹ピーピー状態の人は絶対です。

今まで何度も私はこれで修羅場を乗り越えてきています。生理用ナプキンの安心感は半端じゃないです。特に「多い日用」のナプキンは最強です。

クローン病患者でまだ経験が浅い人に言っておきますよ。

お腹ピーピー状態でイレウスになった時は必ずナプキンかオムツを着用すること！

これを知っておくだけで人間としての尊厳を守ることができますので、ぜひ覚えておいてください。

ちなみに私は手術までの準備の中で持ち物に「大人用オムツ」を用意しています。

今回は家庭内での事故だったので、妻から夫としての尊厳を失っただけで済みましたが、病院内でやっちゃうと看護師さんに対して大人として、いや男としての尊厳を失う危険性があるため、入念な準備をしているところです（笑）

この記事を書く時点ですでに私の人間としての尊厳は失われている訳ですが、皆様におかれましては私のような体験をすることなく心穏やかにお過ごしできますようお祈り申し上げます。

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