みなさんこんにちは。
今日は 11月29日。退院を目前に控え、病院のデイルームでこのブログを書いています。
というのも今回、急遽小腸の手術をすることになり、ようやくここまで回復してきたので、この約1ヶ月の経過をまとめておこうと思った次第です。
手術までの流れ
今回のことの始まりは、10月31日にダブルバルーン内視鏡の検査を受ける予定になったことからでした。
1ヶ月ほど前からサブイレウスのような状態が続いていたため、診察の際に相談したところ、「久々にダブルバルーン内視鏡でしっかり検査しましょう」ということになり、 兵庫医大に10/30入院。
● 下剤でまさかのイレウスに
10/31に向けてモビプレップを飲み始めたのですが…
これが完全に予想外。
飲み始めてしばらくすると 猛烈な腹痛と吐き気。
完全にイレウス状態です。
先生も「下剤でイレウスになった人は初めて」と驚いていました。
CTの結果、完全閉塞ではなかったので、一晩様子を見て改善しなければイレウスチューブ、という流れに。
幸い、その夜に詰まりは解消し一安心。
● 小腸ゾンデ検査→手術が必要に
改めて小腸ゾンデで検査してみると、小腸が狭くなっている箇所があり、手術以外では改善できないとのことで、急遽手術方針が決定。
手術までの間、フルエレンタールで過ごすことを条件に一度退院し、改めて 11/14に再入院。
手術日は11/17に確定しました。
◆ 11/17 手術当日
朝8:30から手術。
これまで4回手術を受けてきましたが、何度やってもあの「手術室まで歩いていく時間」は慣れません。緊張MAX。
中でも硬膜外麻酔の準備が本当に怖くて、
背中に局所麻酔 → カテーテルを入れるあの独特の気持ち悪さ……共感できる人いるでしょうか?
そして全身麻酔へ。
「麻酔入れますね〜」の声を聞いた数秒後には意識が消えていました。
◆ 目覚めた瞬間の痛み
目が覚めた時はまだ手術室。
「手術の箇所は痛いですかー?」と聞かれ、
思わず 「めっちゃ痛いですー!」 と答えた記憶があります。
すぐに痛み止めを追加してもらい、病棟へ移動。
途中で先生に状況を聞くと、
-
腹腔鏡でできた
-
腸が思ったより短くなっていた
-
今回切除したのは5cmだけ
という説明。
2番の「腸が短くなっていた」はショックで、当初4m80cmほど残っているとされていた腸が、今回計測してみると 3m40cmにまで短くなっていたと聞き、かなり落ち込みました。
◆ 麻酔の副作用との戦い
病棟へ戻ってしばらくは痛みはなかったものの、全身の痒みと落ち着かない感覚が強く、「なんか変だな…」と思っていたら、硬膜外麻酔に フェンタニルが入っていることが判明。
実はこれ、過去の手術で体に合わず錯乱しかけた経験があり、急遽フェンタニル抜きに変更してもらいました。
ただフェンタニルを抜くと今度は普通に痛い。
「痛み vs 錯乱」という二択の中で、今回は痛みを選びました。
その結果、11/17〜18の夜は痛み+機械音で一睡もできず。
眠れないまま朝を迎えた時間の長さは、本当に地獄そのものでした。
◆ 少しずつ身体が戻っていく日々
● 11/18:歩行訓練開始
体がしんどすぎて地獄でしたが、癒着を防ぐために数歩だけでも歩行。
妻が来てくれたことで気分が落ち着き、少し眠ることができて救われました。
● 11/19:排便スタート
黒い便が出始め、手術のつなぎ目からの血液が原因とのこと。
管まみれの状態(CV+尿道+硬膜外+点滴)。
動きづらさMAX。
● 11/20:硬膜外麻酔を外す
「お風呂に入りたい!」その一心で硬膜外麻酔を外してもらう。
結果、痛みが復活し 「あと1日待てばよかった…」 と後悔。
でも数時間で痛みは落ち着きました。
その後、尿道カテーテル・点滴も外れ、かなり身軽に!
● 11/21〜23:歩行の毎日
術後4日目あたりから体調がグッと良くなりました。
ただ右腹部の痛みだけは続き、ストレスも少し増加。
11/25の回診で、
「癒着を剥がしたり大掛かりな処置をした箇所が痛んでいる」
と説明を受け、ようやく納得。
◆ エレンタール開始、そして食事へ
11/25:エレンタール開始
11/26:五分粥スタート(鼻チューと併用で食欲ゼロ…)
11/28:全粥へアップ
1日1食生活を続けていたので、3食+エレンタールは正直地獄。
満腹感でお腹が破裂しそうになりました。
この日、CVも抜いてもらえ、術後11日目で全ての管から解放!
◆ 11/27:人生初の金縛り
デエビゴ(睡眠薬)の副作用で、
悪夢 → 目覚め → 金縛り → 呼吸の苦しさが続く
という最悪の夜を経験。
副作用を見たら「悪夢」「金縛り」が1〜5%…しっかり引き当ててました。
これは本当に怖かった。
◆ そして今日(11/29)
今、デイルームで落ち着いた気持ちでこのブログを書いています。
ここまで来るのは本当に長かった。
今回の手術で再確認したことは、
-
手術当日は絶対に眠れない
-
翌日はとにかくしんどい
-
2日間を耐え切れば、あとは日にち薬
ということ。
また腸が短くなっていることが分かったことで、短腸症候群のリスクも意識しながら生活していく必要があると感じています。
治療もステラーラから次の生物学的製剤に切り替える予定で、ひとまず今回で“リセット”はされたので、二度と戻ってこないよう慎重に過ごしていくつもりです。
◆ 最後に
ここまで読んでくださりありがとうございます。
体調は本当に突然崩れることがありますので、皆さんもどうか身体を大切にお過ごしください。
ではまた。
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