7日までは順調に下がっていてくれた発熱もなぜか8日になってから再び38度台に上がるようになりました。
先生に相談したところ「まぁ38度台なら普通にある事だからもう少し様子を見ましょう」という事になり、継続して抗生剤プラス大量の輸液を行うことになりました。
実はこの日、血液培養に出していた血液検査の結果「黄色ブドウ球菌」が検出された為、2種類の抗生剤を投与していたのですが、「黄色ブドウ球菌」に効く1種類に変更になっていたんですね。おそらくこの判断が良くなかったんだと思うのですが、その時は
「薬が1種類減った!やったー!」
くらいにしか考えていませんでした。
ついに40度越えの発熱に
熱が出過ぎていて常に朦朧としていたのですが、この日のお昼は特に寒気が酷く本当にガクブル状態。
震えが止まった後に体温測定をしてみると、ついに
40.1度
という大台に達しておりました。
この時はまだ「うわー40度か。こりゃしんどい訳だわ」とか考える余裕がありました。
解熱剤と発熱
流石に40度を超えると身体が全くいうことをききませんので、看護師さんに解熱剤を投与してもらいます。
アセトアミノフェンを点滴で投与されるのですが、投与されてから30分くらいで身体から汗が噴き出してきて、着ているシャツがビショビショになります。汗をかいて体温を下げる仕組みになっているようで、汗をかけばかくほど体温が下がるようです。
解熱剤が効いていると37度台まで下がるので、身体はだいぶ楽になります。
しかし、根本的な治療ではないためこの間に抗生剤が効いてくれることを祈っておりました。
オシッコの赤みが濃くなってくる
この時も3リットル近くの輸液が点滴で入っているため、オシッコも3リットルほど出るのですが、色が段々と濃い赤色になっていっていました。
「なんでこんなに赤いんだろう?先生は敗血症は関係ないって言ってたけど、どう見ても敗血症になってから色がおかしいんだけどな?」
と疑問に思っていました。
しかし、それよりも熱を下げる方が優先だったので、この熱が下がればマシになっていくのかもと考えていました。
38度後半から39度台へと格上げ
夜から夜中にかけてまた寒気が襲ってきました。
40度には届きませんでしたが、39度台がバンバン出ます。
解熱剤もアセトアミノフェンかロキソニンを使うのですが、連続では使えないので片方を使って5時間後にもう片方を使うというやり方で、解熱剤で熱を下げては上がり、下げては上がりを夜明けまで繰り返していました。
もちろん寝れないし、トイレに行くのにもフラフラなので常に看護師さんが付き添ってくれて介護してくれておりました。また、吐き気も酷く、熱が上がっては嘔吐するような状態でしたが、そもそも絶食状態で吐くものがないため、余計にしんどくて脱水もガンガン進んでいくような状況でした。
この時から「敗血症って本当に治るのか?」と不安に襲われるようになり、メンタルも崩壊していくことになります。
|
関連記事
▼ENJOY IDB管理人が暇つぶしに作った動物サイトもよかったらご覧ください。
クローン病ブログ
その他のクローン病ブログはこちらから読めます。↓ツイッターのフォローはこちら
Follow @kengorou