エレンタールをこよなく愛するエンタリストであるENJOY IBD管理人のkengorouです。
エレンタール最高ですよね!
栄養が取れる!
腸が休まる!
炎症を沈める!
便の量を抑える!
などなど、三拍子も四拍子も揃っているなんてクローン病の為にできた様な栄養剤ですね!でも悲しいかな、副作用があるんですよねー(泣)
下痢、腹部膨満感、Al-P上昇、嘔吐、腹痛、血中AST上昇、血中ALT上昇、血中尿素窒素上昇、血糖値上昇、発熱、LDH上昇
などが挙げられていますが、下痢や腹痛が一番頻度としては多いんじゃないでしょうか。そんな副作用を和らげる為にエレンタールをゼリー状にすると言うテクニックが存在します。エレンタールをゼリーにすることで下痢や腹痛といった副作用を回避することが出来るんです。
ですので私も過去何度かトライしましたが、あまり美味しいとは言えず、さらに一番ネックだと思ったのが、すぐに作れない(時間がかかる)し、持ち運べない!と言うことです。
そんな面倒なエレンタールゼリーを何とか簡単に出来ないのか…!と悩んでいたんですが、とりあえず何事も実験だ!と思って色々試行錯誤してみました。
ゼリーにする為には
まずエレンタールをゼリーにする方法としては
- 家庭用寒天ゼリーを買ってきて作る
- 薬局でエレンタールもらうときに言えばもらえるゼリーミックスを使う
などがあげられます。すでにエレンタールゼリーを作ったことがある人は2つ目のゼリーミックスを使っている人が多いのではないでしょうか。
こんなやつですね。
これらを使ってゼリーは作れるのですが、難点としては
- 容器を移し変える必要がある
- 冷蔵庫で冷やす必要がある
- 時間がかかる
などがあります。ですので上記の方法以外でゼリーにする方法がないか調べたところ、介護の現場で誤嚥を防ぐために食品をゼリー状にする「ゲル化剤」があることが分かりました。
こちらのサイトがとても分かりやすかった。
加熱などの手間いらず、混ぜるだけで、ゼリー状に!
市販されている介護用のゼリー化パウダーの特徴は、●粉末状で、料理や飲み物に混ぜて使う
●どんな温度でも、数分程度の短時間でゼリー状にかたまると、とろみ剤と同様に、手軽でうれしいものです。
説明によると液体に直接混ぜるだけでゼリー状になるとの事だったので早速取り寄せてみました。
それがこちら。
ミキサーゲルです。
箱に50包入ってる。
こうやって使う。
ミキサーを使うやり方もあるけど、今回は1つ目の方法でエレンタールのゼリー化に挑戦します。作り方は簡単です。
- エレンタールのボトルタイプを通常通り作る
- ミキサーゲルを1袋入れる
これだけです。
実際にやってみました。
結果、ゼリーにはなりませんでした。
1袋じゃダメだと思って、2袋追加し合計3袋入れて試しましたが思っていた状態にはならず、ドロッとした液体に変化しました(笑)ちなみに私の理想はウィーダーインゼリーのような感じにする事です。
3袋入れた物を飲んでみましたが味が変化しており、不味くて飲みづらかったです。
ツイッターで「水分の量が多いのでは?」とご指摘を頂いたので試しに200mlで作ってみましたが、結果はやはりドロッとした液体になっただけでした(笑)ただ味は普通のエレンタールだったのでスイスイ飲めました。そして純粋な液体と比べるとドロッとしている分、腸を通過するスピードは普通に飲むよりは遅くなるんじゃないかなとも感じました。
通常エレンゼリーを作るときは150mlの水分で作るらしいので、今度はその分量で作ってみようと思います。なんせまだ40包以上ゲル剤が残ってるんで色々試行錯誤を続けたいと思います(笑)
ではまた!
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