クローン病と診断されてからというもの、食べる物にはかなり気をつかっています。
特にクローン病の方は脂質を控えるようにと指導されると思います。
私はなぜ脂質がダメなのか気になったので、調べてみると以下のような事が書かれてありました。
脂質は、他の栄養成分に比べて腸管の蠕動運動を刺激します。
脂質の消化吸収には、胆汁酸が不可欠ですが、その胆汁酸は健康な人の場合回腸末端部で再吸収されます。
しかし、クローン病患者さんでは、胆汁酸の再吸収が行われずに、腸管を刺激してしまい、下痢や腹痛を起こしてしまうのです。
そのため、腸管を安静に保つために、脂質の制限が必要なのです。
クローン病患者さんでは、一日の脂質摂取量が30gを超えると再燃率が上がると言われているため、30g以下におさえるようにします。
これは成人に必要な量の1/2~2/3程度です(生活の強度や年齢、性別により差がありますが)
なるほど~!
これらの理由から脂質を制限した方がいいんですね!
しかし、実際に脂質を計算しながら食事をするって難しいですね(汗)
昨日もついつい誘惑に負けてしまいました…。